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明日からタバコが値上げだそうです。
欧米では、喫煙率が高く高額のたばこ税収があるにも関わらず、喫煙による疾患、その治療費にたばこ税の3倍もの税金を治療費の国保負担として投じている国もあるようです。近年、特に地方を中心とした医師不足に悩まされる日本においても喫煙による健康被害は個人だけの問題では済まされないのが現状と言えるのでしょうか? 値上げもあってか、ここのところ新聞でも禁煙外来に付いて頻繁に紹介がされています。保険が適用されるようになり、喫煙本数にもよりますが一ヶ月のタバコ代程度、5回程の通院でニコチンの呪縛から解き放たれるそうです。もちろん一番重要なのは本人の意思ですが、専門の医師のアドバイス、禁煙補助剤の助けもあってか、2割程度と言われる、いわゆる「気合い」だけの禁煙より3倍も高い、6割程度の人が見事禁煙に成功しているようです。 生まれてこの方、一度もタバコを吸った事がないワタシ。 何度かそういう誘惑、機会はあるのですが3歳の頃から気管支喘息と御付き合いをしているので、とても手を出す気にはなれませんでした。 中学になると周りの友達がポツポツと吸い始めます。制服の胸ポケットにセブンスターを入れて学校帰りにフカしてます。友人宅で遊んでいると、側にタバコの箱、「ちょっと吸ってみようかな?」なんて衝動にも駆られましたが、本当に火をつける事はありませんでした。 そして高校になると喫煙の第二波がやってきます。 「え、お前も吸ってんの!?」 その波に今更乗るのもな、、、と結局今に至ります。 しかし、本当に時代は変わりました。 以前は喫煙率の高さからタバコの煙が「けむい」何て言えない状況でした。しかし現在は公共の場所はもちろんの事、飲食店やライブハウスと言ったタバコが付き物だった場所さえも制限の対象になってます。 こと空港やサービスエリアに関しては「見せしめ」であるかのごとく狭い部屋に押し込められています。誰もがタバコをフカしながら街を闊歩していた昔の事を考えると、罰金を取られたり、狭い檻に閉じ込められてしまう喫煙者達、今まで恐々としていた嫌煙者達は革命により市民権を勝ち取ったかのようにも思えます。(愛煙家の方々ごめんなさい) 今後この増税の波が酒税に及ばない事を願います。 「ビール一本500円」 暴徒と化した呑んべい達が街中のリカーショップを襲撃する事でしょう。 そんな事が起こらない事を心より願う今日この頃です。
by onthe88keys
| 2010-09-30 18:24
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