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今回リペアに出した最後の靴は、こちらもかれこれ15年程の御付き合いになるアルフレッドサージェントというイギリスのメーカーのサイドゴアブーツ。ブローギングが施された、ウイングチップと呼ばれるデザイン。トリッカーズのものより若干細身でシャープな雰囲気、サイドのゴムによる独特のフィット感が好きでかなりの頻度で履いています。手入れ方法をあまりよく知らない頃から自転車に乗ったり、雨の日に履いたりとかなりハードに履いているのですが、10数年間リペアというリペアは一度もしてませんでした。トップリフトのゴムがそろそろ終りそうなのと、つま先がウェルトのすぐ手前まで減って来たので交換時期です。リフトは良いとして、ソールはまだまだ履けそうな気配、なのでオールソールではなく、つま先だけにラバーを入れるというリペアをオーダー。(これが今回のリペアで一番興味深かったのです)
つま先の部分だけを斜めに削り、その角度に合わせたラバーを貼付けるというリペア。足の小さい日本人はどうしてもソールの返りが悪くつま先から減っていってしまうという特性を見事にフォローしてくれます。これによってレザーの物より減りも遅くなるという事です。トップリフトはラスターといわれる三日月型のラバーが付いたものでお願いしました。 横から見てもほとんど分からない自然な仕上がりです。 減っていたつま先とかかとがシャープになり、コバインキでコバ全体を染め直す事で新品のような精悍な顔つきに戻りました。アッパーは15年の年月をかけて履き込んでいるのでいい感じです。 これで今後も頼もしい相棒として活躍してくれる事でしょう。 次のリペア、15年後は30周年ということでちょっとリッチなオールソールしたいと思ってます。 イギリス、J.&F.J.Baker社のオークバーク、 ドイツ、レンデンバッハ社のオークバーク、 イタリア、LAMONTI社、国産、ベルギー産 ラバーだって、ダイナイト、リッジウェイ、ビブラムに至ってはもの凄い種類が、、、 ソールによってどれほど履き心地が変わるのか? 靴って奥深いです。
by onthe88keys
| 2010-09-09 21:39
| 衣
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