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2週間ほど前にアメリカから帰国し、まだ時差ボケの最中である。
どんなに夜更かししても朝早く目が覚めてしまう。 早朝に起きてする事と言えば散歩かインターネット。 今日はただ歩くのではつまらない。という事でネットで検索、フリーマーケットに行く事を思いつく。調査の結果千駄ヶ谷の明治公園で開催されている模様。手早く朝食を済ませ電車に揺られる。 古い物が好きなワタクシは胸が躍る。 掘り出し物、こんな物がこんな値段で!これがフリーマーケットの醍醐味である。素敵な出会いがあると良いなと思いながらフラフラしていると「これは棟方志功だよ!」という声。大好きな版画家の名前につい反応してしまい、何があるのか?と声のする方へ行ってみる。どうやら眼鏡、古いべっ甲フレームの眼鏡だ。棟方志功?そう言われればそんな気もするが違う気もする。かけてみるが度がキツすぎて似合うのかどうか判別不可能、、、値段は2500円。 目が良いのであと5年、10年したら老眼になることを想定し購入を考えるが、とりあえず保留で次へ行く。 若者が群がる洋服のブースには目もくれず箸置きとか、仏像とか、古い布とか、胡散臭いおじさまのブースを中心に見ているその時、素敵な靴を発見する。 割と地味めの(失礼、)30代と見受ける男性のブースであった。 まずは値段を聞いてみる。5000円、かなり上等な作りの革靴にしては安価だ。 試着してみる。ピッタリ(パンパンです)、、そこから悩む事数分後、購入を決意する。 (安いのに一応値引き交渉してみる、が、「ですよね、、充分安いですものね」恥、後悔した) この勢いに乗じてべっ甲フレームも購入を決意。さっきのおじさんのところへ行き「これ下さい」何故か「はい、3500円ね」と。それはないでしょおじさん!結局2500円で購入しました。 帰って早速シューキーパーを入れて大好きな靴磨き。かなり濃いめのコゲ茶色だが磨いているうちにある事に気がつく。この靴元々はレンガ色だったようだが、それに黒い靴墨で磨きをかけて現在の色になっている。イギリス人は茶色い靴も黒い靴墨で磨くというのを以前何かで読んで、???だったが今日その謎が解けた。なるほどこんな深い風合いになるんだと感心。 さらにこの靴をよく見てみるとかなり古い物で1950年代ぐらいの物かと推測される。アメリカ、オレゴン州ポートランドの靴屋がイギリスのメーカーに発注をかけて作っていて、今で言う別注品。中古品ながらコンディションも良い、革の質も、作りもかなり上等、しかもヒールはキャッツパウと呼ばれる古着マニア垂涎の品である。見れば見るほど良い買い物したと実感である。 その後打ち合わせをしに買ったばかりの靴を履いて高円寺の友人の古着屋に行く。当然ではあるが自慢する。物の良さと安さに社長、店長、スタッフともにびっくり。 鼻高々である。 しかし良い事ばかりは続かないのである。 自宅に戻り洗濯機を回し、再び栄養分を与えるべく靴を磨く。 がら、、ガラ、、ガラ、、とベランダから聞き慣れない音がする。 洗濯機を止めて中を確認すると、、 、、、 I Podが、、、、アクロン洗いである、、 、、電源は、、入らない、、、、今までありがとう、、、さようなら、、、、 良い事があれば、悪い事もある、、、
by onthe88keys
| 2009-05-04 01:35
| 衣
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